皆様、こんにちは。

福岡市中央区六本松駅近くの形成外科・美容皮膚科「医療法人 本和会 六本松稲本クリニック」です。
少しずつ近隣や県外の方々からのお問い合わせも増えてきており、感謝の気持ちでいっぱいです。

ネット予約は枠が増えており、当日予約、空き時間があれば当日施術も可能ですので是非ご検討ください。

カウンセリングから、治療、術後経過のフォローまで、すべて院長自身が行いますのでご安心ください。

さて本題ですが、最近お問い合わせの多い「粉瘤(ふんりゅう:アテローム:atheroma)切除」、に関して、詳細に説明させていただきます。

いつのまにか柔らかく膨れて大きくなり、たまに感染して強い痛みと膿が出たり、押すとくさい内容物が出てくるできもの。

それが粉瘤です。

粉瘤は皮膚の下に袋状のもの(嚢腫)ができて、垢(角質)や皮膚の脂(皮脂)が袋の中にたまってできた、良性の腫瘍です。
全身に生じますが、顔や首、背中、耳の後ろなどにできやすい傾向があります。

自然に消えることはなく、放置すると垢状の物質がたまって大きくなり、最悪の場合感染して強い疼痛を伴い、悪臭を伴う膿がでることもあります。その場合は切開して膿を出す治療が必要となります。

以上から、根本的な治療は皮膚を含めて嚢腫を摘出する外科的な治療が必要となります。手術は保険適応となりますのでご安心ください。

手術の場合1回で治療できますが、縫合が必要な大きさの場合はいずれも線状の瘢痕(きずあと)が残ってしまう治療となります。

ですので、当院ではカウンセリング時に

1.どのようなデザインで皮膚切開をするのか(形成外科専門医としてできるだけ傷跡を小さくするようにします)

粉瘤の臍窩(へそ)を中心にできる限り小さい紡錘形(木の葉の様な形)に皮膚を切除し、細くて白い線状の傷を目指して丁寧に縫合いたします。

痛みのケアとして局所麻酔は細い針を使用して、人肌に温めた局所麻酔薬をゆっくり注入をすることで、少しでも痛みを少なくお子さんでも耐えれるような麻酔をおこなっております。

縫合は場所によって溶ける糸での真皮縫合(埋没縫合)を行い、さらに表面を抜糸が必要なナイロンなどの糸でより縫合創のずれを軽減する縫合(適合縫合)を行い、術後の傷の拡大も防ぐといった工夫を行います。

感染している場合は切除しても再発のリスクが高くなってしまうため、一旦膿を出して感染を落ち着かせて、1-2か月後に手術の予定を立ててまいります。

2.治療後にできる限り傷跡が小さくなるようなアフターケアの指導

当院では局所麻酔で日帰り手術が可能であり、1-2週間後に抜糸を行います。

強い腫れは3日ほど、軽い腫れは1週間ほどで改善しますが、

抜糸までに飲酒や運動を行うと、改善まで時間がかかってしまうこともありますので注意しましょう。

といった内容をしっかりと説明して、最終的にご本人に判断していただきます。

また、ネットにはくりぬき法といった方法も提案されていますが、こちらは当院でもごく小さい粉瘤であれば適応とはなりますが、多くの場合嚢腫の袋の取り残しがみられ再発も多いため、あまりお勧めはできません(多くの方が他院でのくりぬき法後の再発で来院されています)。

料金ですが、保険診療3割負担の場合、1か所にかかる合計費用は、サイズによって各々8,000~15,000円ほどとなります。

以上を踏まえまして、ご検討いただければと思います。

その他細かい治療内容に関しては、カウンセリング時に遠慮なくご相談ください。

これからも地域に根差した、
形成外科、美容皮膚科の信頼性のある治療を提供してまいりたいと思いますので、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

医療法人 本和会 六本松稲本クリニック
理事長 稲本 和也