治療のご紹介:黒子(ほくろ)治療に関して
皆様、こんにちは。
福岡市中央区六本松駅近くの形成外科・美容皮膚科「医療法人 本和会 六本松稲本クリニック」です。
少しずつ近隣や県外の方々からのお問い合わせも増えてきており、感謝の気持ちでいっぱいです。
ネット予約は枠が増えておりますので現在予約が取りやすくなっており、直近もまだまだご予約可能ですので是非ご検討ください。
開業からすでに数千人以上の方へ、レーザー・光治療をさせていただきました。
脱毛以外は、基本的に僕一人が照射(ワンドクター制)ですので、集中しすぎて結構へとへとになります。
シミ治療は趣味なのでとても楽しいですが、治療効果が出にくい方も少なからずいらっしゃるため、
試行錯誤の日々を過ごしております。
でも、きれいになった方の笑顔を見た時に、やってよかったと幸せを感じます。
さて本題ですが、最近自費診療なのか保険診療なのかと問い合わせの多い「黒子(ほくろ)除去」、に関して、詳細に説明させていただきます。
ほくろ(黒子)は実は立派な良性腫瘍で、母斑細胞というものでできた腫瘤となります。
よって、通常はサイズや隆起の程度によって手術や電気メス、CO2レーザーなどで傷や火傷にして、母斑細胞を除去する医療機関が多いです。
手術の場合は1回で治療でき、再発のリスクが少なくなりますが、縫合する場合はほくろの大きさより傷が大きくなってしまいます。
また、火傷にして削る治療のメリットとしては1-2回で目立たなくなりますが、再発のリスクが高く、陥凹した傷が残ってしまうこともあります。
つまり、小さいものも含めて瘢痕(きずあと)が残ってします治療となります。
ですので、当院ではカウンセリング時に
1.保険診療であるのか自費診療であるのかを明確にする
2.隆起やサイズによって、手術による切除が良いのか、レーザー治療(自費診療のみ)が良いのかを判断する
といった内容をしっかりと説明して、最終的にご本人に選択していただきます。
1.まず保険診療が自費診療かの判断ですが、
・痛みや痒みなど症状があるもの
・一見黒子にも見えるが皮膚がんなどの悪性腫瘍が疑われ病理検査が必要と判断されるもの
・隆起により日常生活に支障が出ているもの
は保険適応となり、それ以外の隆起の少ないものや見た目だけの場合は自費診療となります。
2.次に手術かレーザーかの判断ですが
・根が深いもの(こどものころからずっとあるもの)
・5mm以上の大きい隆起性のもの
は、レーザー治療では再発が多くへこんだ傷跡が目立ってしまうため、手術による治療をお勧めいたします。
それ以外の黒子に関しては、
当院オリジナルのレーザーと光治療を組み合わせた、傷の残りにくい治療をお勧めしています。
※ もちろん形成外科専門医ですので、手術も得意です。
メリットは冷却のみで麻酔は不要、傷も目立たず、指定範囲内であれば、個数制限なく同時にシミとりや脱毛、毛穴の引き締めも可能でかなりお得です。
濃さによって当日の軽い出血はございますが、ダウンタイムも少ない治療となります。
デメリットは複数回かけて徐々に薄くしていくため、濃いものや薄くしたい程度が強いほど回数が必要となります。
以下簡単に料金を提示いたします。
1. 自費診療での手術(症例によっては保険適応)で1回で切除する場合(大きいもので顔面の変形が生じてしまうものは複数回)※局所麻酔が必要となります。
10㎜まで1か所30,000円(税抜き)
同時は追加1か所まで15,000円(税抜き)
保険診療の場合、1か所にかかる合計費用は、各々最低8,000~10,000円
2. レーザーと光治療を組み合わせて、複数回で薄くしていく場合
スポットなら1㎜あたり1500円(税抜き)
指定範囲内(例えば両頬で13,000円)なら、範囲内でいくつでも照射
同時に同部位のシミ取りと脱毛、毛穴の引き締めやタイトニングも含んだ値段となりますので、
合計費用は、指定範囲×回数分となりますが、治療内容としてはお得です。
以上を踏まえまして、ご検討いただければと思います。
その他細かい治療内容に関しては、カウンセリング時に遠慮なくご相談ください。
これからも地域に根差した、
形成外科、美容皮膚科の信頼性のある治療を提供してまいりたいと思いますので、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
医療法人 本和会 六本松稲本クリニック
理事長 稲本 和也