虫の音と声の老化対策
皆様、こんにちは。
福岡市中央区六本松駅近くの形成外科・美容皮膚科「六本松 稲本クリニック」です。
この度たくさんの皆様のご助力のおかげで、無事に開院することができました。
日々、日記がてら、院長の趣味や六本松周辺のお店、医学的なお役立ち情報を掲載していきたいと思います。
福大からのなじみの患者さんも継続して通院いただき、うれしい限りです!
あっという間に開院から2か月が経過しましたが、新規や遠方の方も増えており、
特に休日、祝日はお役立てできているようで、大変うれしく思います。
今後も治療に満足し、継続して通っていただけるよう、努力を続けてまいります!
さて、もう9月となり、急に涼しくなってきました。
昼のセミの鳴き声から、夜には虫の音がちらほらと聞こえ始めています。
オータムフェアもやっておりますので、一応載せておきます。
さて、本題ですが、
今回は声のエイジングケア(老化対策)
のお話です。
抗加齢医学会の雑誌で特集がありましたので、
簡単にご紹介させていただきます。
皆さん、特に女性の方は、年齢とともに声がハスキーとなってくるのにお気づきでしょうか。
<老化現象>
喫煙者と大酒飲みは別として、声帯の老化により、
特に女性は、閉経に伴う女性ホルモン減少の影響もあり、
平均50歳前後で徐々にハスキーボイスとなってくるそうです。
・声帯粘膜が萎縮して閉鎖できなくなることによる嚥下障害
・声帯のヒアルロン酸やコラーゲンの減少による硬化
これにより、低くガラガラ声となって誤嚥性肺炎のリスクもアップするようです。
<抗加齢対策>
・声帯の慢性炎症の原因となる喫煙、胃酸逆流のコントロール
⇒酒、カフェイン、炭酸、シトラス、脂、スパイスは控える
⇒肥満予防、食後2~3時間は寝ない、枕を高くする
・気道のアレルギー予防
⇒活性酸素を抑える ビタミンCなど抗酸化薬の内服
・声帯の加湿
⇒1日1.5Lの飲水
・声の維持
⇒音声訓練 歌唱による声帯粘膜と声帯筋のストレッチ
といったことが有効です。
お酒や油ものはほどほどにして、
野菜中心のランチで友人とおしゃべりして、
カラオケに興じるのが、
声を若く保つにはいいかもしれません!!
当院ではシミ予防と整肌を目的とした肌の抗酸化も含め、
シナールとハイチオール(相乗作用のため併用を推奨)
※ユベラは併用してもそこまで変化なく不採用
の内服をお勧めしております!!
今後とも皆さんの幸せのため、
六本松・草香江を中心に福岡を盛り上げてきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します!
以上、六本松稲本クリニック 形成外科・美容皮膚科
院長の稲本でした!