マスクによる肌荒れ、くすみの対策と治療
皆様、こんにちは。
福岡市中央区六本松駅近くの形成外科・美容皮膚科「六本松 稲本クリニック」です。
この度たくさんの皆様のご助力のおかげで、無事に開院することができました。
日々日記がてら、院長の趣味や六本松周辺のお店、医学的なお役立ち情報を掲載していきたいと思います。
あっという間に開院から4か月が経過しましたが、徐々に認知されてきており、
施術された方からのご紹介も多く、大変うれしく思います。
今後も治療に満足し継続して通っていただけるよう、努力を続けてまいります!
さて、今回はマスクで増えてきた肌荒れへの対策です。
<マスクによる肌荒れの原因>
・マスクと肌が擦れることによる炎症
・マスクの素材による炎症(接触皮膚炎)
・マスクを外した際の過度な乾燥
以上に対して、対策を示します。
「マスクの擦れ」
⇒自分に合ったサイズの使用
大まかな目安(日本衛生材料連合会より引用)
鼻の付け根から1㎝の部分と耳の付け根の一番高い部分とを結んだ線の長さ
・9-11cm:子供用サイズ
・10.5-12.5cm:Sサイズ
・12-14.5:Mサイズ
・14cm以上:Lサイズ
「マスクの素材による炎症」
⇒肌に優しい素材の選択
一般的な不織布マスクは通気性が悪く、内側に湿気がたまりやすい。
そのため、雑菌の増殖や、マスクを外すと水分が一気に蒸発し、
肌の水分まで奪って急激に肌が乾燥します。
これを繰り返すことと、摩擦により、肌のバリア機能が低下して敏感肌が生じます。
敏感肌には、綿、麻、絹などが良いとされます。
ただ、ウイルスに対する機能的な面では、医療用マスクには劣ってしまいます。
「肌荒れへの予防と対策」
⇒保湿と蒸れ予防
・保湿は朝晩の化粧水や乳液、クリームの使用
・マスクを外した際は水分をふき取る
・午前、午後でマスクを交換する
・ガーゼを挟んで、時々交換する
・周りに人がいない場所では外して換気をする
以上のようにご自身でできる対策はたくさんあります。
もちろん当院は医療機関ですので、
肌の炎症を抑えるトラネキサム酸入りの化粧水や乳液、クリーム、
また肌荒れに対するレーザー治療なども行っております。
どうしてもという場合は、お気軽にお問い合わせください。
さいごに、マスクのポイ捨てはやめましょう。
今後とも皆さんの幸せのため、
六本松・草香江を中心に福岡を盛り上げてきたいと思いますのでどうぞよろしくお願い致します!
以上、六本松稲本クリニック 形成外科・美容皮膚
院長の稲本でした!